ソニーの素材で新ファッション
世界が驚く新テクノロジー「トリポーラスファイバー」

画像1: SONYとファッション企業の新テクノロジーの話

エコで、消臭機能も抜群。そんな新素材で、新しいファッションが生まれるかも――ファッション品の物流や人気ブランドの商品生産などを請け負う、ファッションの影の立役者、ミツヤコーポレーション(大阪府堺市)。知る人ぞ知るこの企業が、ソニーが作る新原料で、新しいファッション素材を作って、世界から注目されている。ソニーの新素材「トリポーラス」を使った繊維製品だ。

ミュンヘンで世界が驚いた
 トリポーラスは、最先端のテクノロジーとされる細かな空洞がたくさん連なっている多孔質という形状の炭素材料。これが何に生かせるかというと、これまで以上の短時間消臭や長時間消臭機能をもつファイバーになる。しかも半永久的にそれが続く。そんな新しいテクニックのファッション品が作れるというわけ。
 トリポーラスの多孔質の形状は、大小3種類の細かな空洞(細孔)があって、その中でもメソ孔が多いのがトリポーラスの特徴、とにかくものすごく多くの物質を素早く吸着できる性能を備えている。そのため、このファイバーで生地を作ると、ニオイ物質を強力に抑えてくれる。最先端のファッションとテクノロジーが発表される国際展示会ISPO(イスポ・ミュンヘン、2月3~6日)で、ソニーの協力を得て発表すると、日本発の新しいファッションテックとして、大反響。世界300社以上、400人以上の専門家が、この新素材の発表会場に殺到した。

画像2: SONYとファッション企業の新テクノロジーの話

元々は稲のもみがらから生まれた!?
 トリポーラスは、もともとソニーが、稲の籾殻(もみがら)から開発したというユニークな原材料。リチウムイオン二次電池に関わる研究開発のなかで、生み出した技術。つまり元々は別のものを開発していた中で発見された技術だけれど、これが何と、これまでの活性炭とは異なる吸着性能をもつことが分かり、トリポーラスという新原料になった。
2014年には発明協会の全国発明表彰において21世紀発明奨励賞を受賞したとてもすごい発明。水や空気に含まれる汚染物質を除去する環境浄化フィルターや、防臭・消臭効果を生かせるトイレタリー、薬剤まで幅広い分野に使われそうな新テクノロジーになっている。
活性炭よりもっとすごい吸着
 これまでの活性炭よりも素早く臭い成分を吸着。しかも、これまで取りづらかった臭いもたくさん吸着してくれる驚くべき材料だ。このトリポーラスを生地と融合させたらさらに驚きの機能を発見!洗濯するたびに強烈な臭いの原因のアンモニアの吸着能力が回復するのだ。 トリポーラスの原料をファッション用の素材(糸や生地)にしたのが、ミツヤコーポレーション。ミツヤコーポレーションやその協力メーカーとともにトリポーラスの粉末をわたの段階で繊維に練り込み糸にまで仕上げた。「トリポーラスファイバー」として世に出ることになる。 

画像3: SONYとファッション企業の新テクノロジーの話

これからのファッションのキーワードになるかも

このトリポーラスファイバーと綿やポリエステルとをミックスしたカットソー生地で作ったのが写真のウェア=イメージサンプル。驚くほどの強力消臭機能があるので、下着を中心に手袋、靴下、帽子などを試作した。さらにバリエーションも広がる見込み。
近いうちに、トリポーラスという言葉が、ファッションの世界で幅広く使われるかもしれないので、ちょっと覚えておいて。

株式会社ミツヤコーポレーション(大阪府堺市 代表取締役社長 中辻晶彦)
ニオイエックスラボ事業部  問い合わせ=TriporousFIBER@mitsuya-co.co.jp

This article is a sponsored article by
''.